公開:2015-3-7 > 更新:2017-5-29 海外FX業者
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メインで使っていたオーストラリアの業者が、日本居住者向けのサービス中止を決定したため、あらためて海外FX業者の全力サーチをおこなった結果、「icon-external-link Axiory」という、なかなか使えそうな業者を見つけたんで、乗りかえるべく口座を開設してトレードを開始しました。 

 

その「Axiory」について、数ある海外FX業者のなかから選んだ理由や、サーチ結果の詳細を書きたいと思います。

 

補足 (2015年10月10日)

 

2015年10月からサービスがアップグレードし、日本語ホームページもリニューアルされたので、以前のホームページには載ってなかった新しい情報や、改善されたポイントについてまとめました。

 

関連記事はこちら  Axioryのサービスがグレードアップ! ポイント15選

 

 

axiory-top-page

 

メインの業者として使っていた「某オーストラリア業者」ですが、今年の2月に日本居住者向けのサービス中止を決定して以降、サポートが残念な方向に進んでるのと、あと、日本人の客が全員いなくなるというのは、「マジで倒産してもおかしくない級」のインパクトなんで、業者を乗りかえるべくサーチを続けてました。

 

海外のFX業者というだけなら、それこそ星の数ほど存在するんで、いくらでも見つかるんですが、そのなかから、

 

  信用できる (出金などでモメない)

  スプレッドがせまい

  約定力がある

  サポートがしっかりしてる

 

といった条件をクリアーする業者を探しだすのは、それなりに時間がかかります。

 

今回、いろいろな業者を比較検討して、最終的に「Axiory」を選んだわけですが、そのサーチ結果について詳細を書いてみたいと思います。 (長くなったんで目次をつけます)

 

  業者の概要

  資金の安全性 (信託保全)

  追い証・ストップロス

  NDD業者としての信頼性

  スプレッド・約定力

  口座タイプと詳細

  取り扱い銘柄

  日本語サポート

  入出金方法と手数料

  まとめ

  各種追記

 

業者の概要

 

設立が2013年という新しい業者で、ベリーズ(という国)から金融サービス業者として認可を受けています。

 

海外の有名なフォーラムや掲示板もチェックしてみたんですが、そこそこの評価を受けていて、世界中にちらばる客に対応すべく、こんな感じであちこちにサポートセンターを展開してます。

※なぜか日の丸がありませんが、日本語にも対応してます

 

axiory-world-support-system

 

実際のところ、この「Axiory」については、以前からスプレッドが狭い新興業者という評判は聞いてたんですが、ベリーズとか言われてもよく分からず、

 

「何かうさんくさくネ?」

 

という感じで、詳しく調べることもなく放置してました。

 

今回、業者を乗りかえるにあたり、いろんな業者をサーチしていくなかで、あらためて、この「Axiory」のサイトを隅々まで見て、他の業者と比べてみたんですが、

 

「情報量が圧倒的に多い」 (゚∀゚)

 

ので驚きました。

 

icon-external-link 日本語サイトが用意されてるんですが、内容がかなり充実してます。 自分がいろいろと見て回った海外FX業者のサイトのなかでは、質と量で一番充実しているんじゃないかと思います。

 

japanese-website

 

海外の業者でよくありがちな、1ページに要点を詰め込めるだけブチこんだ系のサイトの場合、結局、かんじんなところは英語の本サイトへ飛んでそっちで確認することになるんですが、「Axiory」だと、日本語のホームページだけでサーチが完結しました。

 

あと、経営陣のプロフィールが顔写真付きで載ってます。 ホームページで社長の名前も見当たらない業者と比べると、こういうのは、安心感というか好感が持てます。

 

axiory management-team

 

資金の安全性 (信託保全)

 

新しい業者の場合、このあたりが気になるところですが、自分のような「うさんくさいと思う」系の日本人を意識してか「顧客資産の分別方法」というページでは、信託保全の方法がかなり詳しく図説されてて、内容的になかなか安心できそうな印象を受けました。

 

security-of-clients-fund

 

客の資金が分別管理される信託保全先の銀行は、ボスニア・ヘルツェゴビナにある

 

Sparkasse銀行

 

というローカルな銀行で、ホームページによると、オーストリアの「Steiermäerkische Sparkasse」という190年くらい歴史がある貯蓄銀行の子会社みたいです。

 

なので、超高格付けを誇る国際銀行というわけではないんですが、注目したのが、客が預けてる資金を、業者が勝手に流用したり、持ち逃げしたりできないように監視する「監査機構」 (第三者機関) の名前と連絡先が明記してあるところです。

 

自分の知ってるかぎりでは、海外FX業者の信託保全って、どっかの銀行と信託契約をして、その契約した信託口座で客から預かったカネを分けて管理するというパターンがほとんどで、「第三者機関」が客の資金を監視して、さらに、いざという時の返金窓口までやってるケースは見たことがありません。

 

当然ながら、こういう「監査機構」を使うと管理コストも高くつくことになりますが、業者に万一のことがあった場合に、その「監査機構」が責任を持って資金返還の要求に対応してくれる (ハズ) なんで、安心感が格段に違ってきます。

 

追い証・ストップロス

 

もし、口座残高がマイナスになっても追い証が請求されない、安心の「ゼロカット制度」が公式に採用されてます。 間違っても「なんたらショック」で借金を背負うようなことはありません。

 

negative-account-protection

 

なお、強制決済のストップロス水準は、証拠金維持率の20%です。

 

NDD業者としての信頼性

 

日系の業者では依然として主流の「DD (相対取引)」方式ですが、この方式の場合、

 

  客の利益 = 業者の損失

 

という、100%利益が反する「利益相反取引」になるんで、常に、

 

  不利な約定

  不利なスリッページ

  約定遅延

  ストップ狩り

  口座凍結・資金没収

 

といった不安がつきまといます。

 

その相対取引の不透明感を払拭すべく、金融先進国の欧米で生まれた「NDD (ノン・ディーリング・デスク)」方式ですが、海外のFX業界では、いまや、この「NDD」でなければ客を獲得することがムズカシイほど一般的になりつつまります。

 

「Axiory」も例外ではなく、この「NDD」方式を採用していて、ホームページでも、

 

guarantee-of-ndd-dealing

 

当社では、Liquidity Providers(リクイディティプロバイダー)からの提示価格に対し、スタンダード口座(Straight Through Processing)は一定の手数料(スプレッドコミッション)を上乗せ、価格表示し注文の約定を行うため、ディーリングデスクで、お客様に不利な価格操作や約定拒否を行う必要はありません。

 

また、ナノスプレッド口座(Electronic Communications Network)の場合、お客様のお取引に対し、USD 3.00 / 1ロットの取引手数料を徴収するため、市場価格にスプレッドコミッションを上乗せすることは一切ありません。

 

conflict-of-interest-transactions-prohibition

 

当社では、お客様の利益と相反する取引の一切を禁止しております。例えば、お客様の注文に対し、反対売買や乗合取引を行ったり、レバレッジを偽る注文は一切行いません。

 

という感じで、かなり強調されてます。

 

なお、この「NDD」方式のひとつの目安になるのが、

 

  取引用サーバーがどこにあるか

  流動性を提示してくれる提携先はどんなところか

 

という公開情報なんですが、「Axiory」の場合、まず、取引用サーバーは、

 

  「LD4」 (ロンドン)

  「NY4」 (ニューヨーク)

 

という、「Equinix (エクイニクス) データーセンター」内に設置されてます。

 

どちらか片方という業者は、たまに見かけますが、この2ヶ所両方にサーバーを設置してる業者は初めて見ました。

 

ちなみに、「Equinix」とは、国際的な金融機関や著名ファンドがメインサーバーを置いてる世界最高水準のデータセンターで、このデータセンターに自社サーバーを設置することによって、流動性を提供してくれる提携先 (Liquidity Providers) の設備と光ファイバーなどで強力に接続することができます。

 

axiory data-center location

 

流動性提供元 (リクイディティ・プロバイダー) についても全て公開する方針のようで、おもなところはホームページで確認できます。 どっかで見たことがあるようなゴージャスな銀行が並んでます。

 

axiory liquidity-providers

 

スプレッド・約定力

 

自分が業者を選ぶ時に重視するポイントですが、さすがに、取引サーバーをロンドン & NYの「Equinixデータセンター」に設置して、数多くのゴージャスなリクイディティ・プロバイダーから流動性の供給を受けてるだけに、実際にトレードしてても、約定の安定感とかスプレッドの狭さ、スリッページの少なさは実感できています。

 

客の注文がどんな感じで約定するかというのも、ホームページで図説されてるんですが、

 

  スタンダード口座 (手数料なし)

 

stp-trading-flow

 

  ナノ・スプレッド口座 (手数料あり)

 

ecn-trading-flow

 

という感じで、ディーラーを介さずに、客の注文が全自動で機械的に提携先に流れていくシステムになってるんで、相対取引業者を使った時のような余計な心配をせずにトレードに専念できるのがうれしいです。

 

口座タイプと詳細

 

口座タイプ別のレバレッジや取引手数料などの詳細です。

 

 

MT4 (スタンダード)

MT4 (ナノ・スプレッド)

cTrader

取引可能通貨

JPY / USD / EUR JPY / USD / EUR JPY / USD / EUR

取引手数料

なし US$6 (1ロット往復) US$6 (1ロット往復)

最大レバレッジ

変動 変動 変動

初回最低入金額

US$200相当

US$200相当 US$200相当

最小取引ロット

0.01 0.01 1,000通貨

最大取引ロット

1000 1000 100,000,000通貨

両建取引

可能 可能 可能

ロスカット

証拠金維持率20% 証拠金維持率20% 証拠金維持率20%

 

なお、最大レバレッジは預け入れてる資金額によって変動するんで注意が必要です。

 

  預け入れ資金1万ドル (相当額) まで → 400倍

  預け入れ資金2万ドル (相当額) まで → 300倍

  預け入れ資金2万ドル (相当額) 以上 → 200倍

 

取り扱い銘柄

 

取引できる銘柄の一覧です。 かなり多い方だと思いますが、これからも、順次、増加していくみたいです。

 

 

MT4 (スタンダード)

MT4 (ナノ・スプレッド)

cTrader

通貨

60種類 60種類 60種類

貴金属CFD

4種類 4種類 4種類

エネルギーCFD

2種類 2種類 2種類

株価指数CFD

10種類 10種類 10種類

 

日本語サポート

 

ホームページや、入出金管理用のポータルサイトが日本語化されていて、さらに、日本人サポート (複数名) に、チャット、メール、電話で問い合わせができるので、ほぼ日本語だけで利用できます。

 

さらに、苦情受付専用のメールアドレス(上級オペレータが対応)まで用意されてます。

 

axiory japanese-support

 

入出金方法と手数料

 

クレジット・デビットカード、銀行送金 (国内・海外)、格安国際送金サービス、ビットコイン、オンライン決済サービスに対応しています。 入出金ともにUS$200相当以上であれば手段にかかわらず手数料は無料です。

※US$200相当以下の場合は、一律でUS$15の手数料が発生 (口座間資金移動は除く)

 

また、入出金の申請は、「MyAxiory」という入出金管理用のポータルサイトからオンラインでいつでも好きな時に手続きできます。

 

さらに、出金については、24時間以内の手続きが保証されています。

 

ただ、他の海外FX業者と同じく、NETELLER (ネッテラー) と、Skrill (スクリル) は、2016年10月から日本居住者の利用ができなくなっています。 (FX業者側ではなく、ネッテラーとスクリルによる利用制限)

 

 

入金

所要時間

入金

手数料

出金

所要時間

出金

手数料

銀行送金 (海外)

確認後30分以内 なし 3日~2週間 なし

銀行送金 (国内)

確認後30分以内 なし *** なし

クレジット・デビットカード (Visa・Master)

即時 なし 3日~2週間 なし

mybitwallet (格安国際送金)

即時 なし 即時 なし

ビットコイン

即時 なし 即時 なし

NETELLER

即時 なし 24時間以内 なし

Skrill

即時 なし 24時間以内 なし

口座間資金移動

即時 なし 即時 なし

 

まとめ

 

なにぶん新しい業者だけに、ネット上の評判や口コミも少なく、「問題なく出金できたぜ」的な情報が見つからなかったんですが、とりあえず、少額入金の後、実弾トレードをやってみて、出金が問題ナクできれば本格的に使っていくつもりです。

 

利用して2年ほどになりますが、クレジットカードやデビットカード、銀行送金でも問題なく出金できてるのと、サポート体制もしっかりしてるんで、メイン業者として本格的に活用しています。

 

さらに詳しい内容 (企業概要、各種手数料、入出金、口座開設方法など) はこちらの日本語ホームページで確認できます。

 

 

 

追記

 

ホームページに記載されてる「24時間以内の出金手続き保証」が本当かどうかの検証もかねて、US$2,000をカンボジアの銀行に出金してみたところ、3日で口座への入金が完了したので一連の流れをまとめました。 (2015年5月22日)

 

関連記事はこちら Axioryから銀行口座への出金が3日で完了

 

 

「ワンクリック機能付き板表示EA」と「日本時間表示インジケータ」の提供を始めたという連絡がきたんで、ベンリそうな「ワンクリック機能付き板表示EA」を導入しました。(2015年7月25日)

 

関連記事はこちら Axioryの「ワンクリック決済機能付き板表示EA」を導入

 

 

「この秋より新サービスを絶賛開始します!」との連絡がきたんですが、ナカナカ期待できそうな内容だったんでレポしました。(2015年9月19日)

 

関連記事はこちら Axioryから期待できそうな新サービスのお知らせが届く

 

 

日本語化された入出金管理用のポータルサイト (MyAXIORY) の使用感の確認を兼ねて、シンガポールの「DBS銀行」への出金 (US$2,600) を試みたところ、2日ほどで入金が完了したんで一連の流れをまとめました。(2015年11月7日)

 

関連記事はこちら AxioryからシンガポールDBS銀行への出金が2日で完了

 

 

ホームページで、通貨、商品・株価指数CFD全銘柄の (口座タイプ別) リアルタイム・スプレッドが確認できるんですが、別々のページに載ってるんで一覧にしてまとめました。(2015年12月12日)

 

関連記事はこちら Axioryの取引銘柄とスプレッドまとめ

 

 

新しくサービスが開始された「cTrader」について、現在使用中の「FIBO Group」とスプレッドを比較すべく、動画を撮って検証しました。  (2016年5月27日)

 

関連記事はこちら cTrader (シートレーダー) スプレッド徹底比較!「Axiory」 vs 「FIBO-Group」

 

 

NETELLER (ネッテラー) カードが日本居住者向けのサービスを終了するというニュースを聞き、Axioryカードはどうなるのか確認してみました。  (2016年9月3日)

 

関連記事はこちら Axiory (アキシオリー) カードも終了? 問い合わせてみました

 

 

Axioryカードの今後について問い合わせたところ、「サービスを継続する」との回答の後、一転して数日後に「サービスを停止する」という連絡が届いたんですが、よく分からないことになっている一連のカード騒動についてまとめました。  (2016年9月10日)

 

関連記事はこちら Axiory (アキシオリー) カードも終了? けっきょく終了するみたいです

 

 

ネッテラーカードが終了したため、海外FX業者への入出金方法を外銀のVISAデビットカードに変更したんですが、いろいろと調べているうちにHSBCフィリピンの米ドル口座が使いやすそうだということが分かり、すぐさま口座を開いて、デビットカードで入出金を試してみました。 (2016年10月15日)

 

関連記事はこちら Axioryへの入出金をHSBCフィリピンのデビットカードでトライしてみた結果

 

 

ホームページで、2016年9月から「The Financial Commission (金融委員会)」という補償基金に加盟し、5000米ドルまで補償対象になったというニュースを見つけたんで、内容についてまとめました。 (2016年12月3日)

 

関連記事はこちら Axiory (アキシオリー) が「The Financial Commission (金融委員会)」に加盟 – 5000ドルまで補償対象に

 

 

久しぶりに米ドル口座から出金の申請をしたところ、「現在、米ドルでの出金ができません」という連絡があり、いろいろと知恵をしぼった結果、(手数料が大幅に安くなるかもしれない) ユーロ建ての出金方式を思いつき試してみました。 (2017年2月25日)

 

関連記事はこちら Axiory (アキシオリー) から米ドルで出金できなくなったのでユーロに変更した件

 

 

入出金のオプションとして、あらたに、「ビットコイン (Bitcoin)」と「オンライン決済サービス (mybitwallet)」が追加されたんで、それぞれのサービスの詳細についてまとめました。 (2017年3月25日)

 

関連記事はこちら Axiory (アキシオリー) が「ビットコイン」 & 「オンライン決済サービス (mybitwallet)」での入出金を開始

 

 

Axioryが開始した新しい入出金サービスについて、米ドルユーザーとしてどうやって活用すべきか数日かけて考えたおした結果、あるアイデアを思いついたんで、そのやり方についてまとめました。 (2017年4月1日)

 

関連記事はこちら ビットコインを利用して海外FX業者への入出金 & 資金管理をおこなう方法

 

 

Axioryが開始した新しい入出金オプションのビットコインを使って1000ドルを出金してみたんで、一連の流れや使用感についてまとめました。 (2017年4月15日)

 

関連記事はこちら Axiory (アキシオリー) からBITSTAMPへ1000ドル分のビットコインを出金



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