公開:2016-11-4 > 更新:2017-4-21 海外FX業者
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短期トレードで活用してるcTrader (シートレーダー) ですが、最近、あらたに「Tradeview」という、よさ気な業者を見つけ、乗りかえるべく口座を開設したので、業者の特徴や、口座開設にいたるサーチ結果詳細をまとめました。

 

Tradeview-header-image

 

分足を使った秒殺短期トレードでは圧倒的に使いやすいcTraderですが、提供してる業者が極端に少なく、手数料やスプレッドにもかなりのバラつきがあるのがネックです。

 

※ちなみに、cTraderの使用感やレビューは、こちらの過去記事で書いてます。

 

  cTrader (シートレーダー) について

 

自分の場合は、現在のところ、

 

  メイン業者: 「Axiory (アキシオリー)」

  サブ業者:   「FIBO Group (フィボグループ)」

 

の2社で口座を開いて実弾トレードの上、両社ともに問題なくトレードと出金ができることを確認し、もし、メインの業者にイザということがあった場合には、すぐに、サブ業者に資金を移してトレードが続行できる体制を取っています。

 

そのようなわけで、星の数ほど存在するMT4業者とくらべ、cTrader業者については、常にサーチがかかせないんですが、最近、「Tradeview」という、日本語にも対応してる、よさ気な業者を見つけたんで、乗りかえるべく口座を開設ました。

 

  Tradeview (英領ケイマン諸島)

 

なお、MT4のECN口座 (手数料あり・激せまスプレッド) でも、スプレッドと手数料はcTraderと同じはずなんで、MT4の短期トレーダーにも使える業者ではないかと思います。

 

ということで、以下でサーチ結果の詳細を書いてみたいと思います。 (長くなったんで目次をつけました)

 

  業者の概要

  許認可・ライセンス

  資金の安全性 (信託保全銀行)

  追い証・ストップロス

  約定力・スプレッド

  日本語サポート

  取引プラットフォーム

  口座タイプと詳細 (取引手数料・最大レバレッジなど)

  取り扱い銘柄

  入出金方法と手数料

  まとめ

  各種追記

 

業者の概要

 

この「Tradeview」ですが、2004年の創業で、

 

  100社以上のホワイトラベル業者にトレード環境一式を提供

  ヘッジファンドからデイトレーダーまで幅広い客層が利用

  イギリス、香港など、世界中に8拠点を展開

 

してるという、巨大な業者です。

 

FXだけではなく、世界の主要マーケットの現物株式、先物、オプションまで取引することができるんで、単純なFX業者というよりは、総合金融サービス業者という感じでしょうか。

 

今回、口座を開くにあたり、ホームページをすみずみまでチェックしてみたんですが、特に目を惹かれたのが、企業理念についての社長メッセージの部分です。 ふだん、自分がFX業者に言いたいことを、そっくりそのまま言ってくれてます。

 

Tradeview company policy-1 Tradeview company policy-2

 

ざっくり意訳すると、

 

隠れコストや小細工なし、くだらないプロモーションなし、F1スポンサー興味なし、トレーダーへのベストなトレード環境の提供こそが我社の使命と考えます。

 

みたいな感じです。

 

たしかに、他の業者がF1チームとかサッカーチームのスポンサーをしてるのを見てると、

 

「そんなカネがあるんだったら、もっとスプレッドをせまくしてくれよ…」

 

と思うことは多いです。

 

あと、この業者もAxioryと同じく、ホームページに、社長以下、主要なスタッフの顔写真とプロフィールを掲載してるんですが、社長の名前も見当たらないFX業者のホームページと比べると、こういうのは安心感というか好感が持てます。

 

Tradeview-team-members and profile

 

許認可・ライセンス

 

ライセンスは、

 

英領ケイマン諸島

 

です。

 

「なんたら諸島」と聞くと、自分もいまだに「規制のゆるゆる感」があるんですが、調べてみると、ケイマン諸島の金融機関を管轄する、

 

ケイマン諸島金融庁 (CIMA)

 

というのが、なかなかキビシめの監督機関みたいです。

 

「FATF」というマネーロンダリングなんかを見張る政府間の国際組織によって、意外にもコンプライアンス (法令遵守) ではシンガポール、アメリカについで世界で5番目 (ちなみに日本は10番目) にランキングされているらしく、

 

FATF-compliance-with-finalcial-action-task-force-49-standards-ranking

 

さらに、「IOSCO (証券監督者国際機構)」という、アメリカやイギリス、日本などの先進国が加盟してる国際機関の正式メンバーにもなってます。

 

あと、さすがに世界的に有名なオフショアだけあって、世界で5番目に大きい金融センターになるらしく、主要な国際銀行の約8割が支店を構えていて、総資産は1.5兆円にのぼるそうで、ペーパーカンパニービルが建ってるだけの離れ小島ではないことが分かりました。

 

資金の安全性 (信託保全銀行)

 

客が預けたカネは、当然ながら、信託契約してる銀行で、業者の資産とは分けて管理されるんですが、その信託銀行が、

 

Wells Fargo (ウェルズ・ファーゴ)

 

という、アメリカ発祥の国際銀行のイギリス拠点です。

 

ちなみに、この「ウェルズ・ファーゴ」ですが、格付け (長期社債) は、

 

  フィッチ: AA

  ムーディーズ: Aa2

  S&P: AA-

※2016年11月現在

 

となっていて、もちろん日本の銀行群のはるか上空に位置している超ハイレートな国際銀行です。

 

さらに、たいていの海外FX業者は、大手銀行と信託契約を交わして、客の預けたカネを分別管理することで信託保全としているんですが、「Tradeview」の場合は、「FundAdministration.inc社」という、外部の第三者機関が定期的に監査をおこなっていて、客のカネを無断で流用したり、持ち逃げしたりできないように監視されてます。 監査レポートが見たければ、いつでもをホームページからダウンロードできます。

 

ちなみに、この「FundAdministration.inc」ですが、ググってみたところ、ヘッジ・ファンドやブローカーの資産や口座状況の財務会計、コンサルティング、管理事務などをおこなっているアメリカの企業でした。

 

追い証・ストップロス

 

追い証はありません。 口座残高がマイナスになっても、ゼロに戻してくれるという確認を取りました。

 

このあたりは、海外FX業者の特徴のひとつですが、もし、追い証を請求しても、世界中にちらばる顧客全員から資金を回収するのは現実的に不可能だと思います。

 

その代わりというべきか、ストップロス (強制ロスカット) は、証拠金維持率が100%を切った時点で執行開始されます。

 

約定力・スプレッド

 

約定力とスプレッドについては、デカめのロットで実弾トレードをしてみないことには実際のスリッページや約定遅延などは分からないんですが、サーチしたかぎりでは、かなり期待ができそうなスペックです。

 

まず、取引用メインサーバーは、ロンドンの「LD4」に設置されてます。

 

ちなみに、「LD4」とは、「Equinix (エクイニクス)」という、国際的な金融機関や著名ファンドがメインサーバーを置いてる世界最高水準のデータセンターで、このデータセンターに自社サーバーを設置することによって、流動性を提供してくれる提携先 (Liquidity Providers) の設備と光ファイバーで接続することができます。

 

また、流動性提供元 (Liquidity Providers) については、国際銀行を含めた50社以上と提携しているらしく、メインどころがホームページで開示されてます。

 

 

Tradeview main Liquidity Providers

 

 

このあたりの仕組みがホームページで図説されてるんですが、

 

Tradeview connecting with liquidity providers

 

こんな感で、その瞬間のベストレートがはじき出されます。

 

自分的には、約定力やスリッページについて、この、

 

  同じデータセンター内でのLPとの光ファイバー接続

  豊富でブ厚い流動性

 

に注目するんですが、「Tradeview」の場合、公開情報を見るかぎり、かなり期待できそうな印象を持ちました。

 

あと、100社以上のホライトラベル業者にトレード環境一式を提供してるので、サーバーの強さはまったく問題なさげですし、FIX APIも提供されてるんで、業者に直つなぎでプログラムトレードができるというあたりからも、NDD (A Book) 業者としての信頼感があります。

 

日本語サポート

 

日本人のサポートスタッフ (現在1名) が常駐していて、チャット、メール、電話で問い合わせができます。

 

ホームページでも重要なポイントは日本語化されてます。

 

ただ、やはり、日本人サポート1名ということで、チャットや電話での対応には限界があるようで、24時間体制というわけにはいかないみたいです。

 

なので、もし、タイミングが悪くてチャットや電話がつながらなかった場合は、追って、メールにて返信を送ってもらうことになります。

 

自分の場合、最初に問い合わせた時には日本人サポートがいることを知らず、ずっと英語でやりとりしてたんですが、他の業者と比べても対応がていねいで速かったんで好印象でした。

 

取引プラットフォーム

 

FXの取引プラットフォームは、

 

  MT4

  cTrader

  Currenex

 

の3種類です。

 

Tradeview trading-platform

 

なお、「Tradeview」は、機関投資家の客も多く、あくまで、ECNのビジネスモデル (スプレッドは触らずに手数料で稼ぐ) をベースにしてるので、どのプラットフォームを使う場合でも、基本は、

 

  激せまスプレッド + 手数料あり

 

の口座タイプになるんですが、MT4については、個人トレーダー向けに、

 

  ふつうスプレッド + 手数料なし

 

タイプの口座が用意されてます。

 

あと、自分は使ったことがないんですが、「Currenex」もあります。 そこはかとなく興味をひかれるので、時間のある時に調べてみたいと思います。

 

口座タイプと詳細

 

口座タイプ別の取引手数料やレバレッジ、最大取引ロットなどの詳細です。

 

まず、口座のタイプは、

 

  X Leverage口座 (ふつうスプレッド・手数料なし)

  Innovative Liquidity Connector口座 (激せまスプレッド・手数料あり)

 

の2種類があり、それぞれの詳細は以下のようになります。

 

 

X Leverage口座 (STP)

ILC口座 (ECN)

取引プラットフォーム

MT4 MT4 / cTrader / Currenex

最大レバレッジ

400倍 100倍

取引可能通貨

USD / EUR / GBP / JPY USD / EUR / GBP / JPY

スプレッド

競合力あり 0.0~

手数料

なし USD5.0 (1ロット往復)

最小注文ロット

0.01 (1000通貨) 0.1 (1万通貨)

初回最低入金額

US$100 US$1000

取引ロット

制限なし 制限なし

取引手法

制限なし 制限なし

ロスカット

証拠金維持率 100% 証拠金維持率 100%

 

ちなみに、取引手数料ですが、1ロット往復USD5.0というのは、自分が知るかぎり業界最安です。 現在使用中のAxioryやFIBO GroupのUSD6.0よりも安いです。

 

分足の秒殺短期トレードになると、ねらえる値幅が小さい分、手数料 (やスプレッド) のちょっとした違いがパフォーマンスにかなり影響するんで、このあたりのコストの違いは重要です。

 

取り扱い銘柄

 

取引できる銘柄の一覧です。 口座通貨に円が選択できるだけあって、クロス円でも、おもな通貨ペアはカバーされてます。

 

 

MT4

cTrader

通貨

53種類 41種類

貴金属CFD

2種類 2種類

エネルギーCFD

3種類 1種類

株価指数CFD

9種類 なし

現物株CFD

37種類 なし

※2016年11月現在

 

入出金方法と手数料

 

クレジット・デビットカード、海外銀行送金、各種電子決済サービスに対応しています。 入金については手段にかかわらず手数料無料です。 (出金手数料は銀行送金のみUSD35)

 

ただ、他の業者と同じく、Neteller (ネッテラー) と、Skrill (スクリル) は、今年の10月から日本居住者の利用ができなくなっています。 (業者側ではなく、ネッテラーとスクリルによる利用制限)

 

ただし、デビットカードは問題なく使えるとの確認を取りましたので、入出金にはVISAデビットカードを使うつもりです。

 

それと、「Uphold」という、仮想通貨で決済ができるオンラインサービスも使えるようなんですが、正直、このサービス (というか仮想通貨) についてよく分かってないんで、この機会に調べてみようと思います。

 

 

入金
所要時間

入金
手数料

出金
所要時間

出金
手数料

銀行送金 (海外)

1~2営業日 なし 2~5営業日 USD35

クレジット・デビットカード

(Visa / Master)

1営業日 なし (USD50~) 依カード会社 なし

NETELLER

2~3時間 なし 2~3時間 なし

Skrill

2~3時間 なし 2~3時間 なし

Uphold

即時 なし 即時 なし

 

なお、クレジット・デビットカードの利用に関しては、けっこうヤヤコシイ規定があるんで注意が必要です。

 

  預け入れは、1回につき、最低USD50~最高USD9,000相当額

     (月当たりではUSD18,000相当額まで)

  入金後30営業日は出金不可

  基本的に、カードが発行された国と、カード所持者の居住国が同じであること

 

まとめ

 

取引手数料が安かったんで、「とりあえず」という気持ちでcTraderの口座を開設してみたところ、激せまスプレッドをマノアタリにし、その後、くわしくサーチしてみて、スペック的に自分の大好きな感じの業者だったんで乗りかえを決めました。

 

海外の有名なレビューサイトを見ていても評価が高く、とくに心配はしてないんですが、自分のトレードスタイルと合うかどうかという問題もあるんで、例によって、少額の最低ロットで試してみて、約定やスリッページ、サポートで問題がなさそうだったら本格的に使っていくつもりです。

 

そのあたりの実際の使用感などは、追ってレビューしていきたいと思います。

 

半年ほど利用していますが、スプレッドがせまく、約定も安定していて、出金やサポートでも問題ないんで、短期トレード用業者として本格的に活用しています。

 

なお、「Tradeview」についてのさらに詳しい情報や、口座開設はこちらのホームページ (日本語) から確認できます。

 

   Tradeview (ケイマン諸島)

   口座開設フォーム (日本語)

 

 

追記

 

自分が持ってる外銀のデビットカードが使えるかどうかの確認も兼ねて入金を試みたところ、問題なく完了したんで、一連の流れをまとめました。 (2016年12月10日)

 

関連記事はこちら Tradeview (トレードビュー) への入金方法まとめ

 

 

昨年末の外銀デビットカードでの入金について、出金規定の30日が経過するのを待って、問題なく出金できるか試してみたところ、5日ほどで無事に銀行口座に着金したんで、一連の流れをまとめました。 (2017年1月28日)

 

関連記事はこちら Tradeview (トレードビュー) からのデビットカード出金が5日で完了



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FXトレード歴8年ほどになりますが、その間に国内・海外のFX業者を使い倒し、今もトレードに一番使えそうなイイ業者のサーチを続けています。 そこで、今まで使った業者について、国内FX業者と海外FX業者の比較や、海外FX業者の使い勝手など、感想をレビューしました。

 

 

 

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