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自分の場合、もともとは株価指数や商品先物でトレードをしてたんですが、FXの方がトレンドが永く続いて分かりやすく、自分のトレードスタイルにも合ってるということで、8年ほど前からFX専業でトレードをするようになりました。

 

その8年間で、国内・海外のFX業者を使い倒し、今も信頼できて使いやすい業者のサーチを続けています。

 

そこで、今まで使ってきた業者について、国内・海外業者の比較や、海外FX業者の使い勝手などの使用感をレビューしてみたいと思います。

 

使用FX業者の推移

まず、今まで使ってきた数々のFX業者ですが、

 

日本国内FX業者A →

日本国内FX業者B →

海外FX業者「Trading Point」 →

海外FX業者「Pepperstone」 →

海外FX業者「ThinkForex」 →

海外FX業者「Axiory」 & 「Tradeview」 ← いまココ

 

こんな感じで移り変わりました。

※日本の業者名は伏せます。 あちこちでCMを見かけるような大手の業者です。

 

海外のFX業者を使い始めた理由

海外のFX業者を使い始めたきっかけは、2010年から始まったレバレッジ規制です。

 

FXの場合、株価指数や商品先物と比べると、値動きが小さい分、トレードするポジションの金額が大きくなるんで、レバレッジが下がると、それだけ、FX業者に入金する証拠金も大きくなります。

 

自分はフルレバレッジで取引をするようなスタイルではないんで、それ程大きなレバレッジは必要ないんですが、規制前と同じようにポジションを建てていくと、必要な証拠金がどんどん増えていって、しょっちゅうFX業者に入金しないといけなくなりました。

 

さらに、うっかりしていて、夜、寝ている間に証拠金不足で強制ロスカットでポジションが消えてしまったり、せっかく、エントリーのチャンスが発生しているのに、証拠金が足りず、泣く泣くスルーしなければならないという状態がしばらく続き、

 

「なんとかならないものか…」

「いっそ、先物のトレードに戻ろうか…」

 

と、半ばあきらめながらネットで調べていると、やはり、多くのトレーダーが同じ悩みをかかえ、さらに、そんな同士たちが、レバレッジ規制のない海外のFX業者に続々と乗りかえていることを知り、すぐに自分も、海外のFX業者で口座を開いて、日本の業者と並行して取引を開始することにしました。

 

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ただ、やはり海外の業者を使い始める前は、

 

  日本語が通じない

  計算間違いとか当たり前

  問い合わせをしても返事がないか、チョー遅い

  出金でモメる

  いきなり連絡が取れなくなってカネを持ち逃げされる

 

といったネガティブ感でいっぱいだったんですが、いざ、実際に使ってみると意外に使い勝手が良く、その後、徐々に日本のFX業者での取引が減り、逆に海外のFX業者での取引が増えていくことになります。

 

いろいろな海外FX業者を乗りかえてきた理由

自分が海外FX業者を使い始めた頃は、一番最初に口座を開いた「Trading Point」を含めて、3~4社くらいしか日本円で取引ができて、さらに、日本語のサポートが受けられる業者がなかったんですが、何年かするとオーストラリアの業者が大挙して日本市場向けのサービスを始めました。

 

なかでも、当時、一番目立っていた「Pepperstone」は、ひとめ見ただけで明らかに違いが分かるほどスプレッドがせまく、すぐに、口座を開いて取引を開始することに。

 

その後も引き続き、「もっとイイ業者はないかな ♪」と、オーストラリア関係の業者を中心にサーチを続けていたところ、「ThinkForex」が、さらにスプレッドが狭く、株価指数や商品CFDなどの取引銘柄もたくさんあることを見つけて、こちらでも取引を開始しました。

 

この頃になると、もはや、日本の業者を使うことはなくなり、海外の業者だけを使うようになっていました。

 

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しかし、そうこうしてるうちに、日豪金融当局の規制により、2014年末に「Pepperstone」が日本在住トレーダー向けサービスの停止を決定し、続いて2015年初めに「ThinkForex」も追従。

 

自分的には、日本居住者には該当しないんで、そのまま取引ができたんですが、

 

「日本人の客が全員いなくなったら経営的にチョーヤバくね?」

 

という危機感からオーストラリアの業者からは手を引き、あらたに取引業者を発掘すべく、ふたたび全力でFX業者のサーチを再開しました。

 

その結果、最終的に、

 

  「Axiory」 (メイン業者)

  「Tradeview」 (サブ業者)

 

という2つの業者で口座を開いてトレードを再開し、もし、メイン業者に万一のことがあった場合は、すぐにサブ業者に資金を移してトレードが続行できる体制を取ることにしました。

 

ちなみに、これらの業者のサーチ結果や、選んだ理由などの経緯については、こちらの関連記事で詳しく書いてます。

 

  Axiory (アキシオリー) について

  Tradeview (トレードビュー) について

 

海外FX業者の実際の使用感 (メリット・デメリット)

最初は、ギシンアンキな気持ちいっぱいで使い始めた海外FX業者だったにもかかわらず、実際に使ってみたら、意外に使いやすかったという理由ですが、まとめると以下のようになります。

 

レバレッジの規制がない

 

まず、自分が海外のFX業者を使うきっかけになったレバレッジですが、ほとんどの海外業者は100~500倍くらいまで選べるので、業者に入金しないといけない資金が少なくて済みます。

 

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たとえば、1000万円分の米ドルを取引する時に必要な証拠金ですが、

 

  日本のFX業者 (レバレッジ25倍) : 40万円

  海外のFX業者 (レバレッジ500倍): 2万円

 

これが、5000万円分の米ドルの取引だと、

 

  日本のFX業者 (レバレッジ25倍) : 200万円

  海外のFX業者 (レバレッジ500倍): 10万円

 

となり、その差は歴然です。

 

5000万円分といっても、5ロット (50万通貨) の取引なんで、自分のようなザコトレーダーでも、ごく日常的にトレードしてるレベルで、証拠金が200万を切ったら強制ロスカットが始まるというのは、トレードとは別の意味で警戒が必要になります。

 

NDD (No Dealing Desk) 方式を採用している

 

現物株や、先物、オプションなどをトレードする場合は、それぞれの専用取引所があるんで、その取引所に業者を介して注文を流し、トレーダー同士でバトルを繰り広げることになります。

 

ただ、FXの場合、私設の小さいのはありますが、「東京外国為替取引所」みたいな取引所が存在しません。

 

ニュースなどで見る、

 

  1ドル = 103.25~27

 

といったレートは、銀行間 (インターバンク) の市場で、みずからレートを決めて数百億レベルの注文を出せる国際銀行どうしが、レートを叩き合って売買が成立した結果として発生するスポットレートです。

 

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なので、当然ですが、個人ではこのインターバンク市場に参戦することができません。

 

そこで、生まれてきたのが、FX業者による「相対取引」です。

 

具体的には、FX業者が仮想の取引所のような役割をこなし、インターバンク市場のスポートレートに手数料分のスプレッドを上乗せした独自レートを配信して客を集め、そのFX業者内で取引を完結させる方式です。

 

この場合、トレーダー同士のバトルではなく、

 

  FX業者 vs トレーダー

 

の闘いとなり、当然ですが、

 

  トレーダーの爆益 = FX業者の爆損

 

になります。

 

業者と客の利益が100%相反しているので、

 

  利益相反取引

 

と言われます。

 

ただ、利益が相反しているとは言っても、90%のトレーダーは負けると言われてるので、基本的にはFX業者側が、手数料 (スプレッド) だけでなく、客の入金全額を、そっくり丸儲けできる仕組みになっていて、集客さえうまくいけば、客がみずからカネを入金して、勝手に負けてくれるという、夢のようなビジネスモデルです。

 

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それでも、ごくマレに神がかった才能を持つ天才トレーダーがあらわれます。

 

そして、そんな天才トレーダーにビッグロットで常勝されたら、業者としてはたまったものではありません。 せっかく積み重ねた利益を持っていかれてしまいます。

 

そのような場合に、この「利益が相反する相対取引」というシステムでは不透明感や不信感がぬぐえません。

 

どういうことかというと、客側は自分の注文のことしか分かりませんが、業者側からしたら、客のエントリーレートから、トレードロット、その時点の損益、ストップロス注文の設定レートまで丸見えなんで、その気になれば、全力で特定の客に利益を出せさないような操作をすることが可能になります。

 

たとえば、1ドル100円ぴったりのタイミングで買い注文を出したはずなのに、なぜか100.10円で約定したり、アメリカの雇用統計でサプライズが起きた時に、激流の方向に注文を出してるのに、なぜかその度にチャートがフリーズして注文が拒否されて通らないという感じです。

 

さらには、業者側が自由にレートを決められるという最大のアドバンテージを活用して、瞬間的にレートを大きくずらして大口のストップロス注文にヒットさせ、ポジションをコッパミジンに粉砕することも可能です。

 

ただ、こんなことばかりされていては、さすがにFX業者使うトレーダーがいなくなり、業界が存続できなくなります。

 

そこで、金融先進国の欧米で生み出されたシステムが、

 

  NDD (No Dealing Desk) 方式

 

という仕組みです。

 

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具体的には、FX業者が銀行やファンドなどの大口の金融機関と提携し、それらの提携先からレートの提示を受けて、客の注文が入った時は、その注文をそのまま機械的に全自動で提携先に流して、売買仲介手数料を取るという、取引市場の取引に近いシステムです。

 

完全自動処理でディーラーがいない (ディーラーのデスクがない) ので「ノー・ディーリング・デスク」です。

 

この場合、客が儲けてトレードを増やせば増やすほど、業者も手数料で儲けることができるので、利益が反するどころか完全に一致します。 透明性が高いので、純粋にトレードに専念できて安心感もケタ違いです。 

 

残念ながら、日系の業者でNDD方式を採用しているところは知りませんが、海外、とくに欧米では、もはや、NDD業者でなければ客を集めることがむずかしくなってきています。

 

なお、この取引方式の違いについては、別の関連記事でさらに詳しく書いています。

 

  海外FX業者の「約定拒否」「リクオート」ってナニ?

  「NDD」な海外FX業者の「ECN」と「STP」方式の違いとは?

  インターバンク直結方式 (NDD) の海外FX業者の見極め方

 

信託保全で預けた資金がしっかり管理される

 

「いきなり連絡がつかなくなってカネを持ち逃げされるんじゃないか」という心配ですが、調べてみると、ほとんどの国で、FX業者が金融当局からライセンスをゲットするためには、客から預かった資金を、信用力がある銀行と信託契約を結んで、その信託口座で業者の資産とは分けて管理する決まりになってることが分かりました。

 

逆に言うと、どこかの国の金融ライセンスを持っているということは、預けた資金が業者の資産とゴチャマゼになることなく、完全に分けて保全されていることになります。

 

さらに、第三者の会計事務所などと契約を結び、業者が勝手に客のカネを流用したり、持ち逃げしたりできないよう、定期的な監査を受けている業者もあります。 この場合、業者に万一のことがあった場合には、 (ほとんどのケースで) その第三者機関が返金を要求する時の窓口になるんで、単に銀行の信託口座で分けて保全されているのと比べると安心感が格段に違ってきます。

 

また、 イギリスやキプロスなどの国では、FX業者にライセンスを発行する条件として補償基金への加盟を義務付けていて、業者に万一のことがあった際には、補償基金が補償の上限金額まで返金に応じてくれます。

 

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ただ、海外だけに、このあたりについては、実際にFX業者が倒産してみないと、カネを取り戻すのにどれだけの手間と時間がかかるのかホントのところは分かりませんが・・・

 

日本語対応の業者が急増中

 

「日本語が通じない」という不安がありましたが、日本語対応の海外FX業者が激増してるんで、そういう業者のなかから選べば、サイトは日本語化されてるし、何か分からないことがあっても日本人サポートに問い合わせて解決できます。 実際の取引もチャートが日本語で表示できるんでまったく問題ありません。

 

ただ、日本語サポートを開始したばかりとか、そもそも日本語サポートにそれほど力を入れてない業者だと、サイトの日本語化が一部だけだったり、サポートスタッフが少ないんで、いつでもリアルタイムにやりとりができるというわけにもいかず、緊急の用事があっても、タイミングが悪いと、日本人以外のサポートスタッフと英語でやりとりしないといけないことになります。

 

口座開設がすぐに完了する

 

オンラインのみで15分くらいで完結しました。

 

口座開設フォームに必要事項を記入して、運転免許証と、公共料金の請求書をスマホで撮って送るだけで、ソッコーで口座開設できます。

 

ただ、さすがに、口座開設の前に確認をうながされる利用規約などはぜんぶ英語で書かれてますし、フォームには英語で名前や住所を記入する必要はあります。

※業者によっては、日本語の「口座開設フォーム記入マニュアル」を作っているところもあります。

 

入・出金の方法が色々ある

 

業者によって違いますが、銀行送金、クレジット・デビットカード、オンライン決済サービス (ネッテラー等)、プリペイド・カードなどなど色々な方法が用意されてます。

 

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銀行送金で入金する場合には、手数料無料で日本国内の銀行口座に振り込めばOKな業者もあります。

 

また、「出金の時にナンヤカンヤと言われてモメるんじゃないか」という不安がありましたが、今のところ、出金でトラブったことはありません。

 

あと、ほとんどの場合、クレジットカードやデビットカードを使うと、入・出金手数料が無料なんで、手数料を重視する場合はカードがいいんじゃないかと思います。

※使ってみて気付いたんですが、ポイントがじゃんじゃん貯まるんで、かなりお得です。

 

ちなみに、カードの入金・出金にどれくらい時間がかかるかですが、今までの経験だと、クレジットカードの場合は、入金はすぐに口座に反映されるものの、出金はクレジットカードの引き落とし日に合わせて、使った金額と相殺して返金される形になるんで、タイミングが悪いと2ヶ月くらいかかります。

 

デビットカードの場合は、依頼をかける時間にもよりますが、数時間から翌営業日に口座に反映されるという感じです。

 

あと、銀行送金の場合は、業者での入出金手続きが完了してから (週末を含めても) 4~5日で銀行口座に反映されてます。

 

もし、出金のスピードを重視する場合は、オンライン決済サービスがいいと思います。 FX業者からサービス業者への出金なら遅くても数時間もあれば反映されます。

 

ただ、最大手のNETELLER (ネッテラー) と、Skrill (スクリル) が2016年10月から日本居住者向けのサービスを停止したんで、日本に住んでる場合は、この選択肢がなくなってしまいました。

 

MT4 (メタトレーダー4) を標準搭載

 

MT4とは、ロジアのMeta Quotes社が提供している無料の高機能チャートで、なぜか日本の業者ではほとんど採用されてませんが、実質的に世界標準になってます。

 

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さすがに世界標準になるだけあって、マジで使いやすいです。

 

日系のFX業者を使ってた時は、チャートの立ち上げにイライラすることが多かったですが、MT4だと一瞬で立ち上がりますし、PCへの負荷が軽いんでサクサク動いてくれます。 あと、日系の業者にありがちな、土曜日の午前中はアクセスできないというようなこともありません。

 

自分の場合、オーバーナイトさせるスイングトレードは、NYの終値で損切りになるかどうかが決まるんで、そのタイミングで「日時処理のため一旦チャートを閉じてください」などと表示されて取引できない状況にはマジで困ってました。

 

それに、日系業者のチャートだとデフォルトで入ってないかぎり使えなかったインジケータでも、「こんなん欲しい」というのがあればネットで探し回るとたいていは手に入るんで、マイオリジナルチャートを作り上げることができます。

 

それから、ほとんどの海外FX業者がMT4を採用してるんで、業者を変更した時でも、日本のFX業者みたいにチャートの使い方をいちいち覚え直す必要はなくて、まったく同じ環境ですぐにトレードが続行できます。

 

あと、自分は使ったことがないですが、EA (エキスパート・アドバイザ) というプログラムがあって、稼動させておくと自動売買をやってくれます。

 

このEAですが、高いものは数百万円なんてのもあるようですが、最初からMT4に付いてる無料のヤツもあります。 ・・・ヤル気と根性があれば自分でプログラムも作れます。

 

さらに、過去のローソク足のデータがダウンロードできたり、バックテスト機能もついてるんで、期待できそうなトレード手法を思いついた時に、実際に使えるかどうかも検証できます。

 

世界中の銀行口座に出金できる

 

例えば、日本からクレジットカードで入金しても、取引で利益を出せば、世界中の自分名義の銀行口座へ出金できます。

 

あと、自分が使っている業者であれば、海外の銀行で口座を開いた時にもらえるデビットカードでも問題なく入出金できてますし、入出金手数料もかかりません。

 

日本のFX業者だと、国内銀行への出金しか選択肢がないですが、海外のFX業者の場合、世界中の銀行が活用できて、どこにいても必要な時に資金を引き出すことができます。

 

これで海外に移り住むハードルが一気に下がりました。

 

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まとめ

このような経緯で、日本と海外のFX業者を使ってトレードを続けてきた結果、最終的に日本の業者ではなく、海外のFX業者を使うようになりました。

 

これからもトレードと並行して、ライフワークとしてベスト業者のサーチを続けていくつもりですが、今現在は、

 

Axiory」 (メイン)

Tradeview」 (サブ)

 

の2社を活用しています。

 

それぞれの業者のサーチ結果や選んだ理由については、

 

  「Axiory」のサーチ結果詳細 & 選んだ理由

  「Tradeview」のサーチ結果詳細 & 選んだ理由

 

で詳しく書いてます。



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