公開:2015-8-1 > 更新:2017-7-6 トレード・スキル・アップ
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海外のFX業者を使うメリットといわれる「ハイレバレッジ」ですが、先日、「レバレッジがよく分からない」というご質問があったんで、証拠金取引を始めた頃を思い返しつつ、「ハイレバレッジ」のメリットとデメリットについてまとめてみました。

 

 

自分の場合、海外のFX業者を使い始めたきっかけが、このレバレッジの問題だったワケですが (関連記事) 、

 

「そーいえば、証拠金取引を始めた頃はレバレッジとかよく分からなかったな…」

 

と思い、改めて、レバレッジについて考えてみました。

 

ちまたの解説では、よく、

 

「レバレッジ = てこの原理」

 

とか書いてますが、まったく具体的なイメージがわかないんで、実際のトレードの局面で考えていきます。

 

まず、日本で上限が規制されてる25倍のレバレッジだった場合、

 

米ドル / 円を1ロット (約1240万円) 取引したい場合に証拠金がいくら必要になるかというと、

 

1240万円×4% (1÷25=0.04) = 49万6000円

 

となり、約50万円をFX業者に入金しないと取引できません。

 

これが100倍のレバレッジになると、

 

1240万円×1% (1÷100=0.01) = 12万4000円

 

でOKです。

 

さらに、500倍のレバレッジになると、

 

1240万円×0.2% (1÷500=0.002) = 2万4800円

 

でOKになります。

 

トリプルA格付けの世界的な銀行なら安心かもしれないですが、FX業者の場合、どんだけ大手でも、万一の危険性を考えると、預けるカネはできるだけ少なくしたいところです。

 

その意味では、ハイレバレッジだと同じポジションを建てんのに圧倒的に少ない金額で大丈夫なんでメリットがあります。

 

あと、ローレバレッジだと、 (投資資金にもよりますが) 一度にたくさんのポジションを建てんのがムズカシイですが、ハイレバレッジだと問題ありません。

 

次に、ハイレバレッジの危険性について考えてみます。

 

例えば、レバレッジの上限が500倍だとすると、1ロット (約1240万円) 分の米ドルを取引すんのに、最少で2万4800円を入金すればOKでした。

 

これは、取引額の0.2%ですが、もし、このぎりぎりの証拠金でフルレバレッジの取引を敢行した場合、運良くオモワクの方向に動いてくれれば一気に証拠金の数倍のリターンをゲットできますが、運悪く逆方向に動いた場合、0.2%の値動きで証拠金がふっ飛びます。

 

0.2%の値動きとは、例えば1ドル = 123.00円だったら、0.246円です。

 

ようするに、123.00円 → 122.754円 (-24.6p) まで逆行したら終了です。

 

こんなもん一瞬です。

 

さらに、指標ショックで一気に40pとか逆行し、業者の強制ロスカットが間に合わないと、口座残高がマイナスになります。

 

このマイナス分を請求されるんのが、いわゆる「追い証」です。

 

ハイレバレッジだと、少ないカネでデカイポジションを持てる (業者に預けるカネが少なくてすむ) のがメリットですが、逆にいうと、口座残高に余裕がない分「ほにゃららショック」で一気にマイナスになって、追い証が発生しやすくなります。

 

なので、特にハイレバレッジ取引の場合には、追い証の有無が重要になってきます。

 

ただ、「資金管理」の面から考えると、最少証拠金でフルレバレッジ取引とかいうリスクの取り方はありえません。

 

例えば、投資資金が1000万円あるとして、トレードあたりのリスクを1%とする場合、

 

1000万円×1% = 10万円

 

のカネを業者に預けとかないと、設定した損切りポイントまで届く前に口座残高がなくなります。

※スリッページとか、瞬間風速によるオーバーシュートを考えると2~3倍は必要

 

たいていの場合、エントリーした後、紆余曲折があって利食いにたどり着くんで、途中退場だと手法が機能しません。

 

まとめると、

 

「レバレッジとは関係なく、自分のトレードルールで設定した損切りに必要な金額をFX業者の口座に入金しとかないといけない。 ただし、ローレバレッジの場合、投資資金額 (トレードあたりのリスク額) によっては、この必要な金額以上のムダなカネを預けないといけないので、ハイレバレッジの方が不必要な制限がなくトレードがやりやすい」

 

ということになるんじゃないかと思います。

 

関連記事 icon-angle-double-right 海外FXはハイレバなのでキケン?



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