公開:2015-8-15 > 更新:2017-5-17 トレード・スキル・アップ
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以前、海外FX業者でハイレバレッジ取引をするメリットと危険性について書きましたが (関連記事)、 今回は、そのハイレバレッジとも関係のある「マージンコール」と「ストップロス」について書いてみたいと思います。

 

 

レバレッジもそうなんですが、業者のホームページに「マージンコール」とか「ストップロス」とか書いてあっても、「なんかヤバそうなサウンドだな」っつー以外は、いまいちはっきりしたイメージがわかず、ググってもコムズカシイ説明が多いです。

 

自分の場合も証拠金取引を始めた頃は、「レバレッジ」とか「マージンコール」とか「ストップロス」とかよく理解できてない状態のまま、業者から要求されるとおりの金額を入金して、それよりもトレード手法の追求にチマナコをあげてました。

 

ただ、トレードの経験が永くなってきて「なんたらショック」みたいなのを何回か経験すると、いくら大手とかいわれててもFX業者のような証拠金取引業者は、(HSBCのような国際格付けトリプルAクラスの銀行と違って) 万一の事態で簡単にぶっ潰れる危険性があるんで、預けるカネは必要最低限にしたいと思うようになってきます。

 

特に海外のFX業者の場合は、ハイレバレッジで預けるカネが少なくて済む分、必然的にマージンコールとかストップロスに注意しないといけないっつーことが分かってきました。

 

具体的には、

 

まず、 (規制がないかぎり) 業者ごとに最大レバレッジが違います。 つまり、業者ごとに必要な最低証拠金も違います。

 

たとえば、1ロット (ふつうは10万通貨) の米ドル円を買うのに必要な証拠金は、

 

レバレッジ25倍だと、

 

10万通貨×4%×その時のレート=約49万6000円

 

ですが、

 

レバレッジ250倍だと、

 

10万通貨×0.4%×その時のレート=約4万96000円

 

です。

 

この必要証拠金が「マージン」です。

 

必要な証拠金なんで、含み損が膨らんで預けてるカネの評価額 (有効証拠金) がこのマージン額よりも少なくなると、「不足分を追加してくれ」というお呼びがかかります。

 

このお呼びが「コール」です。

 

ここでポイントになってくるのが、「追い証の有無」なんですが、追い証ありの業者だと、このマージンコールになった時点で追加のカネを差し入れないと、含み損の大きいポジションから順番に強制的に決済 (ロスカット) されていきます。

 

たとえば、

 

マージンコール:必要証拠金100%

ストップロス:必要証拠金50%

 

と設定してる業者の場合、

 

含み損がふくらんで、有効証拠金が必要証拠金の100%を切った時点で、

 

「いついつまでに不足金額を入金するように」

 

という連絡があり、ブッチしてると含み損の大きいポジションから順番に強制決済 (ロスカット) されていきます。

 

ただし、海外FX業者に多い「追い証なし」の業者だと、この時点ではまだ強制的に決済されません。

 

「ヤバイことになってるっすよ」

 

という連絡か表示があるだけです。

 

「追い証なし」の業者が強制決済 (ロスカット) を開始するのは、「ストップロス」の水準からです。 なぜなら、追い証の請求がないからです。

 

上のパターンだと、有効証拠金が必要証拠金の50%を切った時点で含み損の大きいポジションから強制的に決済されていきます。

 

トレードルールとか資金管理のルールがしっかりしてて、なおかつ、 ぎっりぎりの証拠金しか預けてないという状態でなければ、それほど気にする必要がないかもしれませんが、レバレッジの倍率と追い証の有無で入金しないといけない金額が思いっきし変わってくるんで、特に投資資金に余裕がないような時期は、過剰なカネを業者に預けずに有効に活用するためにも正確に把握しとく必要があると思います。



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